サンプルクリアランス契約書

サンプルクリアランス契約書テンプレート:曲の一部を新曲で使うときに

曲の権利者が、その一部を新しい曲で使うことを認めるときの契約書です。どの秒数を、どのように使うのか、権利者が見返りに何を受け取るのか、どう表記するのかを定めます。サンプルを使うアーティストが元の曲、新曲、数字を入力し、権利者がオンラインで署名します。英語またはスペイン語で。テンプレートから始めてもクレジットは使いません。

テンプレートに含まれるもの

作曲、原盤、または両方

権利者が許諾するものを選びます。楽曲(作曲)、原盤(録音)、またはその両方で、元の曲の曲名、作家、アーティスト、わかればISRCを入れます。許諾されるのはその権利者が管理する取り分だけで、ほかの共同権利者と、一方だけを許諾する場合のもう一方は、自分で許諾を取ります。

サンプルそのもの

元の曲での開始時間と終了時間(たとえば1:05から1:12)と使い方。曲全体の下に敷くループ、サビのボーカル、または単発の効果音などです。性質を変えない範囲で、編集、ループ、ピッチ変更、タイムストレッチができます。

新曲とそのバージョン

曲名とアーティストで特定した新曲に加え、ラジオエディット、エクステンデッド、インストゥルメンタル、アカペラ、クリーンバージョン、公式リミックス、公式ミュージックビデオ。いずれもサンプルの使い方が同じであることが条件です。非独占、世界中、著作権の保護期間全体にわたります。

使えないこと

サンプルをほかの曲で使うこと、ステム、ループ、サウンドライブラリのサンプルとして単独で共有すること、合意した秒数を超えて元の曲を使うこと、クレジット以外で元の曲名や作家の名前を使うこと、AIの学習や生成に使うこと。そのほかのシンク(広告、映画、ドラマ、ゲーム)は、使用のたびに権利者の書面による承認が必要です。

買い切り料金、原盤印税、出版の取り分

3つのどんな組み合わせでも構いません。署名から10日以内かつリリース前に支払う買い切り料金、新しい録音がディストリビューターの手数料を引いたあとに得る収益の何パーセントか、そして新曲の作曲・作詞の何パーセントか(著作権管理団体から直接受け取ります)。ないものは0と入れます。許諾は料金が支払われてはじめて始まります。

収支報告と監査

6か月ごとに、各半期から60日以内に、プラットフォーム別・国別で報告します。権利者は30日前の通知で年1回監査でき、5%を超える未払いがあった場合は、差額と監査費用をあなたが支払います。印税は、前払い金や制作費で減らされることはありません。

登録とContent ID

新曲は、リリース前またはリリース後30日以内に、権利者の取り分を添えて著作権管理団体に登録し、メタデータにサンプルを含むことを記します。権利者はサンプルを理由にあなたの曲に申し立てをせず、あなたもサンプルだけを自分のものとして登録しません。

クレジットと人格権

クレジットは「[曲名]([作家とアーティスト])のサンプルを含みます。許諾を得て使用」とし、クレジットが載るすべての場所に表記します。誤って抜けた場合は30日以内に修正します。元の曲の作家とアーティストの人格権は守られ、評判を傷つける形でサンプルを使うことはできません。

保証、責任、終了

お互いに自分の側を保証し、相手を補償します。権利者の責任は、受け取った金額までです。料金が期限までに支払われない場合、許諾は最初から与えられなかったものとして扱われます。リリース後、通知から90日を超えて印税が未払いの場合は終了でき、その場合は30日以内に曲を取り下げます。

こんなときに使います

  • 自分の曲が別の録音の数秒を使っていて、リリース前に権利者の書面による許可がほしいとき
  • レーベルや出版社がサンプルの許諾に応じてくれて、料金、印税、取り分、クレジットといった条件を書面にしたいとき
  • 知り合いのアーティストや小さなレーベルの音楽をサンプリングして、口頭でOKをもらったとき
  • 自分が曲の権利者で、誰かからそのサンプルの許諾を頼まれたとき

署名の前に確認すること

  • 許諾するのが作曲、原盤、または両方か、そしてその権利者が実際に管理している取り分
  • 開始時間と終了時間が正確か、書かれている使い方が自分の曲の内容と合っているか
  • どのバージョンが対象か:リミックス、ミュージックビデオ、インストゥルメンタルやクリーンバージョン
  • 買い切り料金、原盤印税、出版の取り分、そしてそれぞれの支払い時期
  • ほかのすべての共作者、出版社、レーベルも自分の取り分を許諾していること
  • 出版の取り分が、新曲のスプリットシートと登録にも反映されていること

サンプルに必要な2つの許可、権利者の探し方、断られたときの対応:サンプルのクリアランスの取り方。そのあと、新曲の取り分はスプリットシートにまとめましょう。

よくある質問

サンプルクリアランス契約書テンプレートは無料ですか?

はい。無料プランなら、すべてのテンプレートを何度でも使えます。テンプレートから始めてもクレジットは使いません。無料プランにはオンライン署名の書類が毎月2件含まれ、Proなら署名は無制限です。プランをご覧ください。

原盤用と楽曲用で、別々に契約書が必要ですか?

それぞれの持ち主の許可が必要です。原盤(通常はレーベル)と楽曲(通常は出版社と作家)です。同じ権利者が両方を管理しているなら、このテンプレートで両方を一度に許諾できます。そうでなければ、それぞれの権利者が自分の管理する分について許諾書に署名します。

サンプルの権利者は通常、何を求めますか?

買い切り料金、新しい録音への印税、新曲の作曲・作詞の取り分、またはその組み合わせです。テンプレートにはそれぞれの欄があり、ないものは0と入れます。標準的な料率はなく、元の曲をどれだけ使うか、どれくらい聞こえるか、リリースの規模によって変わります。

テンプレートはリミックスやミュージックビデオも対象ですか?

はい。ラジオエディット、エクステンデッド、インストゥルメンタル、アカペラ、クリーンバージョン、公式リミックス、公式ミュージックビデオは、サンプルの使い方が同じであれば含まれます。広告、映画、ゲームなどそのほかのシンクは、そのつど権利者の書面による承認が必要です。

元の音源ではなくインターポレーションを使う場合は?

メロディや歌詞を録り直す場合は原盤を使わないので、必要なのは出版側の許諾だけです。テンプレートは作曲だけを選んで入力してください。それでも元の作家は、新曲の取り分を求めるのが一般的です。

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